「チル系、ってよくいうけどどんな曲があるのか全然知らない…」
「周りの友達が聴いているジャンルの曲を知りたい…」
どうも。HKです。
今回は、『チル系の日本語hiphopの名曲4選』でやらせていただきます。
そもそも、チルラップって??
まずチル系の日本語hiphopって、どんな特徴があるんでしょうか?
ずばり、
・声質が軽やか
・メロディアスなトラック・ラップ
この2点だと思います。
がなる系のいわゆるゴリゴリ系hiphopはもちろん盛り上がりますが、
落ち着きたい時に聴くと言われればそうではありません。
またhiphopといえば早口で捲し立てる、そんなイメージもありますが、
やはり落ち着きたい時は軽い感じの、メロディーラインがはっきりしている曲を聴きたいですよね。
てことで、この2点の観点から選びました!どうぞ!!
名チルラップ①:『夜を使いはたして:Punpee prod. by STUTS』
言わずと知れたPunpeeさんの名曲。
オール明けの朝日を見ながら聴きたい一曲です。
・天才ビートメイカー、STUTSの神トラック
イントロからわかります。朝を迎えた鳥のさえずり。
広がりのある、ゆったりとしたピアノの音から、
心地よいドラムの低音と、思わず口ずさみたくなるようなメロディーラインへと変化。
気づけば首が振れています。
・哀愁あふれるPunpeeの歌詞
「午前未明 どこから話そう
ちぎれた記憶の脚色作業」
「いくつもの夜を使いはたして
気づけば君以外行方不明
朝焼けを山手線で運んで走る帰路」
「朝方の松屋
果てのない夢は途方に暮れ」
大学生以上の皆さんはおそらくわかる、この情景。
飲みすぎて記憶をなくし、皆で昨夜の記憶を辿る朝。
遊び疲れた山手線の始発で見る朝焼け。
最寄りで降りて、腹が減ったと気付いたときの牛丼。
最高です。
名チルラップ②:『Buddy:BIM feat. Punpee』
チルの頂点、BIMとPunpeeのコンビ作品。
酔っ払って、最寄駅から家までの帰り道で首を振りながら聴きたい一曲。
・死ぬほど聴きごごちが良いラップ
こんなイカしたおっさんはいません。
個人的に、日本で一番耳触りがいいラップをする人です。
トラックにピッタリとフィットした声質は聞けばわかります。
hookを歌うのは、先述のPunpee。
こちらもメロディアスで一度聞いたら耳から離れない。
「小学校の頃からつるんでた友ダチ
あなたといる時 あの頃の同じ気持ちです
マジ結構素晴らしい」
BIMとPunpeeが旧友を思い出しながら歌う一曲。
ゆっくりと体を揺らしちゃってください。
名チルラップ③:『Loop:SIRUP』
No.1 メロディアス日本語hiphop。
夜中のドライブで、窓を開けて合唱したい曲。
・曲名通り、脳が「Loop」する。
とにかくメロディアス。
SIRUPさんがエロすぎる。
「まるでLOOP LOOP LOOP
何度でも Falling Falling love
君との一日を繰り返し
Round & Round & Round」
よく「hiphopではない」と揶揄されるほどメロディーが強いこの曲。
そんなこと関係ないんです。
カッコ良くて、リスナー(僕たち)が聴きたいと思うなら、そんな論争は無意味です。
とにかく聞いてみてください。
脳がLOOPしますから。
名チルラップ④:『BONGO:MU-TON feat. JAG-ME & MONJI』
4曲の中では、ダントツで知名度が低いこの曲。
授業終わりの夕方に聴きたい一曲です。
いずれも東北出身の三人組。
JAG-MEさんとMONJIさんの流れるようなラップに、
MU-TONさんの歌うようなHook。
プラス、田舎の自然を思い出させるような哀愁抜群のトラック。
東北の夕方って、こんな情景なのかな。
「病んだ川沿い 夜風が心地いい
街角に溶け込んだ人間味」
「並ばぬbuilding 街には貧乏
人も街も 都会よりスローモーション
煙まくフロー ニヤリと笑う
風変わりこの街のB-boy」
地方をレペゼン(代表)して名曲を生み出すって、きっとこのことです。
埋もれた名曲です。
さいごに
チル系の名曲を4つ、紹介しました。
超有名どころを3つ、
ニッチなのを1つ。
数々あるチル系の日本語hiphopの中でも、
トップに君臨する4曲だと思います。
ぜひ、自分の耳を癒してあげてください。
↓日本語hiphopの初心者向け名曲4選はこちらから。
ではまた!!!
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