【チル】ラッパー『空音』。魅力は？名曲は？経歴は？

「空音ってラッパーについてもっと知りたい！」

空音のヒット曲紹介はこちらから。

・【ガチ考察】空音 / どうせ、愛だ feat. クリープハイプ｜同性愛｜解説

2001年生まれ、現在19歳。兵庫県尼崎市出身。

高校生の時にリリースした1stミニアルバム『Mr. Mind』で、その高校生離れしたクオリティの高さで注目を集めました。

2019年12月にリリースされた『Hug feat. kojikoji』（後述）のMVはyoutubeで2000万回再生を叩き出しており、若い層を中心に圧倒的な人気を誇っています。

ヒップホップの枠にとらわれない音楽を展開し、これからの活躍も大いに楽しみな若手アーティストです。

（空音オフィシャルサイト：https://sorane-official.com/参照。）

『空音』って一度聞いたら忘れないくらい素敵な名前だと思っているのですが、

なんと本名らしいです。

彼はよくhiphopのコアなファンから「こんなのhiphopじゃない」と非難されます。

しかし彼は一貫して『自分のやりたい音楽をやる』ことを意識しているように感じます。

popみが強い歌うような曲から、いわゆるイカツイゴリゴリ系のラップまで。

自分のやりたい音楽を器用にこなす彼にとっては、hiphopというくくりは必要ないと思います。

軽快に歌うような、メロディーラインがはっきりとしている曲が多く、hiphopを初めて聴く人でもすんなりと耳になじみます。

また、人柄や容姿も彼を親しみやすいラッパーにしている要素です。

写真からもわかる好青年感。ラップも、軽快ではっきりとした声。

見た目もいい意味で現代っぽく、大学生のロールモデルとも言えるような見た目をしています。

そんな人がバチバチにかっこいいラップをするんですから、そりゃ人気が出るわけです。

彼の曲は非常に耳に残ります。

緩急自在のラップで、聴き手を彼の世界観に引きずりこみます。

いい曲を聴いたらついつい首を振りたくなってしまう現象があると思うんですけど（？）、それです。イントロからラップ、アウトロまで一貫してメロディアスで頭に残る曲が多く、

「また聴きたい！！」「気付いたらリピートしとった！！」ってなります。笑

大人気の『hug』はもちろんその他の曲でも、彼のリリックは注目を集めるポイントです。

ミステリアスで、歳をとか関係ない情緒を感じるんですよね。

なんでこの歳でこんな『感じる』歌詞を書けるんだろう？？

共感あり、哀愁あり、ほろ苦さあり。凄すぎます。

言わずと知れた彼のNo.1人気ヒット曲。

ミステリアスな歌詞と、ついつい口ずさみたくなるようなメロディー。

客演のkojikojiとの相性も抜群で、滑らかに溶け合う歌声が至高です。

「パンイチ小僧が走り回る地球は エイリアンに侵略されました

　助けを呼ぶ Japanese people レストランのシェフが作ってたナポリタンが踊り出す」

この冒頭だけで引き込まれちゃいますね。

大阪の超有名アーティストBASIが直々にオファーしてのコラボ作品。

突き抜けるような軽快なトラックに、2人の哀愁漂うリリックが映える名曲です。

PVを見れば一目瞭然です。

晴々とした雰囲気のポジティブソング。

開放感溢れるトラックとラップでノリノリにさせてくれます。

メロウなトラックに滑らかなラップが流れる名曲。

高校生の時に作ったとは思えないような完成度です。

「下弦の月にぶら下がろう　

　泡沫の夢は花火と登る

　3回ウインクして溶けてく魔法」

空音ワールド全開です。

今大注目の若手ラッパー、空音の紹介でした。

19歳ながら「hiphop」の枠を取っ払った彼はこれからも輝きを増していくでしょう。

病みつきになる彼のラップをぜひ聴いてみてください。