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『604(ろくまるよん)』とは?メンバー・おすすめ曲を一挙紹介!

ラッパー紹介
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唾奇やCHICO CARLITOなど、沖縄のラッパーが注目されると当時に脚光を浴び始めた『604』。

そんな彼らの特殊な生い立ちから主要メンバーおすすめの曲までこの記事一本で紹介します。

604のバックグラウンドを理解する

604のメンバーがわかる

604のおすすめの曲を知れる

ではいきましょう!

まず、604(ろくまるよん)とは?

沖縄に拠点を置くヒップホップ集団。

最大30人弱のメンバーを束ねているのは、沖縄出身ラッパーのMAVELMuKuRoです。

沖縄のラップが日本中で注目されるのに伴い、2018年あたりから人気が急上昇中。

とにかく『リアルを歌う』ことを信条にしている彼らの勢いは止まることを知りません。

604」とは、メンバーたちの溜まり場兼レコーディングスタジオのこと。

リーダー格のMAVELが元々住んでいたワンルームマンションの一室です。

部屋番号をもじって、604号室に溜まっていたメンバーを「604」と呼ぶようになりました。

今は全国区のラッパーとなった唾奇や、北海道から沖縄へと拠点を移したHANGTOCCHI

リーダー役でもあり力強いラップを披露するMAVELMuKuRo

604には、全国的にみても超魅力的なラッパーがひしめいています。

前列左から唾奇、Disry。後列左がTOCCHI、右がHANG、右から2番目がMAVEL。

現在は、基本的には各々が独立して活躍していますが、

メンバーの曲に参加したりすることも非常に多く、

その作品たちはそれも一級の名曲と言えるものばかりです。

例えば、メンバーの唾奇名義の楽曲に、TOCCHIがコラボとして参加したり。

TOCCHI名義の曲にHANGが参加したり。

社会不適合者の集まり」とMAVELは604を語ります。

元は住む場所すらなかったような過酷な環境から、hiphopで這い上がった彼らの曲は、

荒々しさの中にも人柄や土地を感じさせるような温かみもあり、

何よりリリックが嘘のない、リアルです。

人間の良いところも悪いところも軽快に歌う彼らの曲には何か引き込まれてしまうんですよね。

左奥からHANG、TOCCHI、唾奇
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604の歴史

前述の通り、もともとはMAVELが住んでいた604号室。

ある日、唾奇の実家が差し押さえとなり、居場所を失った彼は604号室に転がりこみました。

レコーディング機材とともに唾奇が604号室にやって来たこの瞬間が、

集団としての「604」の始まりです。

その後は唾奇MAVELの人柄もあってか最大27人ものラッパーが集まるようになりました。

その大人数のなかでレコーディングを行ったりしていたといいます。

2017年に北海道からHANGが、2018年に同じく北海道からTOCCHIが加入し、

徐々にその勢力を強めていく604。

2019年には604名義でアルバム『猫盤』をリリースし、大ヒット。

「飼っている猫の餌代を稼ぐぞ!!」との意気で作られたこのアルバム。

メロウなラップが好みの人には最高の一枚となっています。

また同じく2019年にTOCCHI名義でリリースされた『Swings』でも、604メンバーが共演。

TOCCHIと604の名前をさらに広めるきっかけとなりました。

現在は各々が独立して活動するスタイルの604。

しかし、要所要所で集まり、最高級のラップを披露する彼らは間違いなく一流の集団でしょう。

主要メンバーとその紹介

唾奇

言わずと知れた日本語hiphopを代表するアーティスト。

彼の影響で604も世に知られるようになりました。

彼のおすすめアルバムはこちら。

MAVEL

604の生みの親。

ハスキーボイスが特徴で、メロウなラップもゴリゴリ系もこなす実力派。

彼も参加したおすすめ曲はこちら。

TOCCHI

2019年に沖縄へ移住してきた稀代のメロディアスラッパー。

「これだけで十分なのに」は誰しもの心を揺らす名曲です。

HANG

彼も北海道出身のラッパー。

楽曲活動とともに徒歩で日本一周をしている彼は、心震わすリリックが特徴。

おすすめの名曲

604名義でリリースされた『猫盤』から3曲。

正味、このアルバムは全てが名曲です。

morning glow / feat. 仙手, TOCCHI & HANG

『猫盤』のリード曲で一番人気曲。

604のライブに行ったことがあるのですが、この曲が一番盛り上がってました。

「案外余裕 綽々

 感覚次第でどうにでもなる

 調子言い方に進んでるとこ

 邪魔する奴は一回死んどこ」

「団欒 しかも毎晩

 挨拶がわりにマリファナ食べた」

ライブの映像も貼っておきますね〜!

August / feat. MAVEL, HANG & TOCCHI

メロディがこれでもかと美しい。

特にAメロのMAVELさんのバースは一級品です。

「我々はありのままに普遍的な愛を歌う

 尊さを感じてる 全員で歳をとる」

「今は猫のため 歌ってるメロディー

 笑って暮らせてる証拠を聴いてくれ」

はい。あなたも彼らの生活の証拠を聴いてみてください。

すんまそんぐ

604メンバーのTORAUMAさんのソロ曲。

仲間への懺悔将来への覚悟を軽快に歌います。

特徴的な声と絶妙なトラックが耳に残ります。

さいごに

604の紹介、いかがだったでしょうか。

メンバー一人一人の紹介記事を書きたいくらい愛しているクルーです。

ここまで聴いて損はしないと思えるhiphopも珍しいです。

ぜひあなたも沖縄のリアルを感じてみて下さい。

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