こんにちは。HKです。
就活を成功させ、仕事人生を楽しく過ごすためには??
この大きな疑問に答えるべく、この記事は存在します。
そのために私たちの最も難しい部分である「利己」と「利他」について考えてみようと思います。
まずは少し僕に関して紹介し、その後に議論に入っていこうと思います。
ではいきましょう!!
僕について – この問題の背景
なぜ僕がこの「就活を成功させ、仕事人生を楽しく過ごすためには??」という問題を考えようと思ったかというと、もうすぐ就活を控えた身でありながら、その軸がまだ決まっていないという背景にあります。
どうもこれが必要とされているように感じる「就活」ですが、それが未だに自分の中でよくわからず、このままでは楽しい仕事人生を送れそうもない、と思いこの問題を考えてみました。
同じように悩む大学生の方、もう社会人だけど何かを見失ってしまった方、
そんな人に届けば幸いです。
疑問 – 「人の為に仕事する」ことは最善か?
人の為に働くことは素晴らしいことです。
でも結論、「自分のために働くのが最善だ」と僕は考えました。
いや、それじゃただの自己中の最低さんじゃないか!!
確かにそうです。
僕が考えるのは「自分のための先に他人のためがあれば、利己的でもいいんじゃないか」ということです。
こう考えた理由を書いてみます。ちょっと長くなるけど読んでみてください。
では、先述の「就活の軸」について。
企業の面接では、どうも「利他的な人材」が評価される傾向にあると感じています。
「まず目指すは会社の成長」「お客様のために働きたい」
こんな見栄えのいい就活の軸は、確かに企業側からすれば素晴らしいです。
なぜかというと、会社の人間は会社のために働いてくれる人間、言い方を考えなければ「社畜」を欲しているからです。
しかし、問題はここからです。
まず、一見見栄えのいい「過度に利他的な就活の軸」は悲劇をもたらす可能性があります。
それを使って首尾良く入社できたとしても、その仕事が自分に合わなかったり、結局楽しくなかったり、「自分が本当に求めていたもの」と違えば、やる気も出ず、人生をを楽しめないと思うんです。
僕も実際、長期インターンの会社で仕事が自分と合わなかったという理由で退職される方を何人もみています。
そしてそもそも、「人生を賭してでも本当に誰かのためだけに働きたいんだ!!」という「究極の利他人間」は少ないと思います。
割と大多数の人間が、仕事で利他的になりきれない人だと思います。
僕のように「あ〜仕事ってめんどくさいんだろうな」「自分にそこそこの金が入ってそこそこの生活ができればいいな」と思っている人です。
そんな人が「利他的な動機」で社会に出たって、あまり良くない結末を迎えるのは当たり前のような気がします。
まずここまでの結論として、「人の為だけに仕事するのは必ずしも最善ではない」ということが考えられます。
展開 – なら、自分のために働けばそれで良いのか??
では、僕らが楽しく仕事人生を過ごすにはどうすればいいのか。
それは、自分のために働くという選択肢を取ればいいのでは、と僕は考えます。
しかし、「自分のために」というと、利己的なで自分よがりな印象を受けると思います。
なぜなら利己的な人は嫌われて社会的信用を無くしますし、そんな人になりたいと思う人は少ないと思うからです。
でも、「利己」の先に「利他」がある場合はどうでしょう。
自分が好きなこと、自分のためになることを仕事にして、突き詰めた結果、それが人の為になる。
これは確かに「利己」ですが、「利他的利己」であると思います。
例えば、旅行が好きすぎて一生旅行して過ごしていたい、と考える人がいるとします。
でも社会は待ってくれません。仕事に就かなければ旅行、生活すらできないのです。
その人は仕事をしながら世界を回れる職業、つまりパイロットを目指すことにしました。
努力の結果パイロットになり、自分の腕を磨いて、お客様とともに飛行機で世界を周り、旅行と仕事という両立を成し遂げました。
この人はまさしく「利他的利己」を達成していると言えるでしょう。
自分のやりたいことをやった結果、他人の為にもなっているからです。
そして、この状態こそが最強なのではないか、と思うわけです。
ここがこの議論の決着点です。
結論 – 窮屈な就活を抜け出そうぜ、という話
整理します。
就活を成功させ、仕事人生を楽しく過ごすためには??という命題に対し、
就活をする上での「就活の軸」問題は2つありました。
・「利他的な就活の軸」は入社後悲劇を生む
・そもそも人間は利他的ではなく、利己的な人が多い
そして、この解決策は
・自分のために働くという選択肢を取ればいい
・利己の先に利他のある仕事をすればいい
というものでした。
しかし、この結論は正直なところ理想論です。
先のパイロットの例みたいにそうそう上手くいくわけではありません。
でも上手くいかなくても、自分の中に「利己心」を持ち続けることは大事なのではないでしょうか。
利他的な動機を無理矢理自分の中に作り出そうとしたり、漠然とした軸で就活を進めるあまり、本当の自分のやりたいことを見失ってしまうのであればそれは本末転倒です。
この「利己」というシンプルかつ最強の就活の軸があれば、変わる行動・感情は山ほどあると思います。
いま考えているその業界・職種、それ本当に自分のやりたいこと?
そもそも自分の好きなことを知らないまま就活するの、辛くない?
何か漠然と進めてしまっている就活。
「自分のために働いてみる」という明確な軸を持ってみるのも一つの手かもしれません。
ではまた!!
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